<<活性酸素を撃つ!>>野草の青汁
野生の生命力−SOD酵素を飲む
 夏の盛り、青草(あおくさ)を刈って積み上げると、みるみる発酵して芳香を放つ。青草に宿る発酵酵素(こうそ)の働きだ。
 
 すべての生物は、生命活動の全分野に、酵素を必要とする。人間も同じで、消化酵素、呼吸酵素、節肉酵素、転移酵素、分解酵素、凝血酵素など、生命維持の基本として、数千種類の酵素が必要だ。ビタミンやミネラルは、酵素が作用するための触媒物贋である。食物を他に依存せず、自己完結的に生きる植物は、酵素、ビタミン、ミネラルのすべてを自己生産する。
 肝炎、胃潰瘍、高血圧、ガン、動脈硬化、貧血、糖尿、痛風、ゼンソクなど、青汁療法の、広範で、めざましい効用は、青野菜に含まれる豊富な酵素が賦活剤となった結果だ。だから、青汁療法は、濃厚な酵素を飲む「酵素療法」である。

 カロリー源としての栄養が足りた後、生命の賦活(ふかつ)に最も重要な「滋養」は何か? それが「酵素」である。 生存環境として、植物は猛烈な紫外線を浴びる宿命にある。紫外線はすべての生物にとって「殺戮(さつりく)戦」であり、酸素(さんそ)を分解して「活性酸素」を生じ、すべての生物を病弱にし、衰退・老化させる。

 これに対し、植物は「活性酸素」を消去・無毒化するため、カロチノイドとSOD酵素を猛烈に生産する。「抗酸化物質」と呼ばれる、いわゆる「SOD物質」である。長命で生命力が強靭とは、つまるところ、強力なSOD酵素を豊富に保有することにほかならない。 だから、最も重要な創健物質は「SOD酵素」である。
 わずか数力月で老化するイネや野菜などの一年生植物は、短命という点で限界があり、真の生命力、強靭さに必要な「SOD物質」の豊潤な保有は、野生の多年生植物に限られる。
温室育ちの野菜とは、わけが違う

 そのチャンピオンがヨモギとスギナである。野生の活力を持つ、本物の「野」菜で、畑や温室育ちの野菜とはわけが違う。

 ヨモギは最強の野草で、ものすごい繁殖力で群生し、他の雑草との生存競争に絶対に負けない。ヨモギの葉緑素は普通のクロロフィルと違って滋養活性カが極めて高く、黒みを帯びるまでに潅い。特有のSOD酵素が独特の芳香精油と働いて血中インターフェロンを増加させ、抗ガンカ、生命力を増強する。 山肌を削った殺伐としたサラ地に最初に生えるのがスギナで、これも最強の生命力を主張する。一度根づくと絶えることがない。ミネラルの濃厚さが驚異的で、強い抗ガン作用で名を馳せた。特有のミネラル−珪素が濃いことも生命力の賦活(ふかつ)を手伝う。 生命力、長命といえば竹類がある。クマザサだ。栄養・滋養満載の強壮植物で、抗ガン薬に使われて久しい。体毒排出に働き、タンパク、ビタミンPが濃い。 いずれも、広範な薬効、生命力、抗ガン作用において共通する。濃厚で強力なSOD酵素の保有照明である。その延長として抗菌・防疫特性が強く、害虫や疫病をまったく寄せつけない。

 酵素は独特タンパクのう結合で、高温で破壊される。あくまで生(なま)が必要。低温乾燥の青粉末は、生きたSOD酵素の濃縮である。 

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